ebウイルスの大人の症状!感染経路は?治療法がないってホント?

2015年10月に声優の松来未祐(まつき・みゆ)さんが38歳という若さでなくなりました。

世界仰天ニュースを見て、この難病について、調べている方も多いと思います。

 

その名も、「慢性活動性EBウイルス感染症」(CAEBV)

通称、ebウイルス感染症と呼ばれています。

 

モノ凄く、難しい名前ですね・・・

 

このebウイルスって、そもそも、発症していないだけで、9割のヒトが感染しているらしいですよ!

でも、9割が感染していて、何でみんながebウイルスになっていないのか?超疑問です(笑)

 

今回、ebウイルスについての大人の症状について、わかりやすくご説明したいと思います。

また、ebウイルスに感染してないかどうかのチェック方法も書いてみたので、さいごまでご覧ください。

 

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ebウイルスの症状をカンタンに解説

まずはじめに、ebウイルスの症状について、見てみたいと思います。

EBウイルスの治療を行っている大阪母子医療センターによりますと、ebウイルスにより、以下の症状が出るとされています。

ebウイルスの初期症状

  • 発熱
  • リンパ節の腫れ
  • のどの痛み
  • 倦怠感(だるさ)
  • 肝腫大(肝臓の巨大化)
  • 肝機能障害
  • 皮疹(肉眼的変化である発疹)

 

特に、「発熱」「リンパ節の腫れ」「のどの痛み」は、ebウイルス感染症の3大症状と呼ばれています。

ですが、この3つというのは、人間であれば、誰でも発症するもので、風邪の症状などと見分けがつきません。

 

カンタンにebウイルス感染症を見分けるポイントは、原因不明の38度以上の発熱が繰り返すことです。

短くて、1,2週間。長くて2,3カ月も続くといわれています。

 

また、ebウイルス感染症には、急性の症状もあります。

ebウイルスの急性症状

  • 肝不全
  • 心不全
  • 腎不全
  • その他臓器系の不全

 

急性の症状として、上記のような症状が出ると言われています。

特に、肝臓に関しては、肋骨の下まで出てくるので、お腹付近に違和感があれば、注意が必要です。

 

ebウイルス感染症が重症化する原因はコレ

今まで、ebウイルス感染症の症状についてお伝えしました。

では、どんなことが原因で、ebウイルス感染症が重症化してしまうのでしょうか?

 

慢性的なebウイルス感染症(重症化している)になっているには、リンパ節が大きく関わっています。

リンパ節には、3つの細胞があります。

リンパ球の3つの細胞

  • T細胞(メイン)
  • B細胞(サブ)
  • NK細胞(白血球の中に15~20%存在)

 

何だか難しい名前が出てきました。

おそらく、難しいことは聞きたくないと思いますので、わかりやすくご説明します。

 

重要なのは、T細胞とNK細胞です。

この2つの細胞は、特に攻撃力が高いです。

 

つまり、攻撃力が高い2つの細胞が感染していることで、リンパ節が機能しなくなり、慢性的ebウイルス感染症になる可能性が出てきます。

いくら攻撃力が強い細胞でも、多くの兵士達が来れば、やられるということです↓

 

慢性的な感染症のため、根本的な治療をしないと、完治することができないとされています。

 

B細胞に関しては、攻撃されても、さほど影響がありません。

人の免疫力によって、病気を起こすことがなくなります。

 

ですが、B細胞が攻撃されたときに、悪性のリンパ腫が起こることが、まれにあるそうです。

 

では、ebウイルスは、どこから感染するのでしょうか?

感染経路について、みていきましょう!

 

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ebウイルスの感染経路は?どこからうつるの?

先ほどまで、ebウイルスの症状について、お伝えしました。

ebウイルスは、リンパ球の中の「T細胞」「NK細胞」が攻撃されることで、慢性的ebウイルス感染症が発症することが分かりました。

 

この章では、ebウイルスの感染経路について詳しく書いていきます。

ebウイルスの感染経路は唾液!

ebウイルスの感染経路は、ズバリ、唾液です!

もっと、突っ込んだ言い方をすると、キスになります。

 

ebウイルス感染症は、別名キス病とも呼ばれています。

そのため、思春期になった中高生が、このキス病になるといわれています。

 

中高生に「キスをするな!」といっても、無理だと思います。

注意する点は、風や喉が腫れている疑いがあるときは、お互いキスするのは控えるのが無難です!

 

ebウイルスは、生涯にわたって、体の中に潜伏してしまいますので…

 

次章では、ebウイルスの治療法について、書いていきたいと思います。

 

 

ebウイルスは治療法がないってホント?

ebウイルスは唾液でうつることが、わかりました。

ですが、「既にキスをしてしまったよ…」という人は、ebウイルスに対して恐怖があるはずです。

 

もし、ebウイルスになってしまった場合、治療法はあるのでしょうか?

 

B細胞への感染は軽症!

最初のあたりで、リンパ球の3つの細胞についてお伝えしました。

その中で、B細胞への感染は軽症だということをお伝えしました。

 

軽症の場合、「安静」と「対処療法」が主な治療法です。

 

対処療法は、混合感染を起こすこともあるので、念のため、抗ウイルス薬を投与することがあるようです。

とはいっても、抗ウイルス薬は、お医者さんも「効かない」と断言しているので、単なる対処に過ぎません。

 

T細胞とNK細胞が感染してたら重症!

B細胞への感染は、軽症ということが分かりました。

ということは、T細胞とNK細胞が感染にあっていたら、重症化する可能性があります。

 

ebウイルスの根本的な治療法

  • 抗がん剤治療
  • 造血幹細胞移植

大阪母子医療センターによれば、根本的に治療する方法は2つとされています。

 

ですが、ebウイルスの患者さんの体験談を見る限り、抗がん剤治療は対処療法のように感じます。

抗がん剤治療で、症状を抑えつつ、次の造血幹細胞移植に移るイメージです。

 

造血幹細胞移植は、ebウイルス患者に対して、ドナーが骨髄を移植します。

骨髄は、胸や腰の骨の中心空洞部にあり、ゼリー状です。

 

健全な肉体の骨髄を移植することで、正常な血液を作るようにする治療が造血幹細胞移植です。

 

ebウイルス感染症のためのチェックリスト

ebウイルス感染症が深刻化すると、抗がん剤治療、または、骨髄移植になります。

骨髄移植は、健全なドナーの場合、問題ありませんが、ドナーが病気の場合は移植中止になります。

 

ebウイルス感染症が深刻化する前に、早期発見、早期治療が、一番重要です。

 

慢性活動性EBウイルス感染症(CAEBV)患者会のHPにチェックシートがありました。

EBウイルスチェックシート

ステップ1

  • □原因不明の発熱(>37.5℃)が、3か月以上続く、もしくは繰り返す。
  • □首のリンパ節がずっと腫れている。
  • □蚊や虫に刺された後が水膨れになり、全身の発熱(>37.5℃)を伴う。
  • □顔や手足の日光が当たる部位に繰り返し水膨れができる。

 

ステップ2

主治医の先生にチェックシートを見せる

EBウイルス抗体検査をしていだけないか相談。

 

ステップ3

ステップ2で要請があった場合

主治医にこのシートを見せ、末梢血EBウイルスDNA量を測定していただけないか相談。

DNA量が1000コピー以上あった場合、慢性活動性EBウイルス感染症の疑いアリ。

血液内科医(お子さんの場合は小児がん専門家)への紹介相談

※1000コピー (単位はコピー/μgDNA, コピー/106 cells, コピー/mlのいずれでも) 

 

厚生労働省 平成25年11月作成

 

ここで、重要なのがチェックシートでのチェックです。

忘れずに、チェックシートを確認することで、ebウイルス感染症への疑いがわかります。

 

もう一つは、血液内科医に相談です。

 

ステップ2の段階で、「血液内科に直接相談すればいいじゃん!」と管理人は感じました。

おそらく、一般内科で診療すると、「様子見ましょう」と言われ、診断までの時間がかかりすぎます。

 

もし、可能であれば、早い段階で血液内科の先生に相談できることが早く解決できます。

 


さいごに

いかがだったでしょうか?

 

ebウイルスというのは、発症していないだけで、90%のヒトが感染しているんです。

 

もしも、ebウイルスの感染の疑いがある場合は、チェックシートでのチェックをおすすめします。

また、最後にお伝えした、血液内科医の先生探しをするのが、早期解決への近道です。

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