蓄膿症の手術の費用は?手術前に知っておきたいこと!

顔を裏返す!」と言う途方もない恐怖の手術が有名であった蓄膿症の手術。

上唇と歯茎の間からメスを入れて患部を露出しました。これは昔の話です。

最近は、日帰り手術が主流となりました。今回は蓄膿症の手術に関してお話していこうと思います。

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蓄膿症とは何か?症状は?

「蓄膿」、膿(うみ)が「蓄」貯まる病変です。ここでいう膿は本来、ティッシュなどで鼻をかめば出てくるものですが、これが貯まって腐敗した状態で残っているものです。当然臭いです。

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匂いは、健康な(蓄膿症とは言えない)人でも、匂いのあるくしゃみを経験されたことがあると思います。

この匂いが蓄膿症の膿の匂いと同じです。

耳鼻咽喉科へ受診すると、綿を先端に付けた細い棒を鼻の中に入れて、取り出し、医師がその場で匂いをかぐことがあります。それでおよその進行状態を確かめているんですね。

 

蓄膿症はどうやって判断されるのか?

「蓄膿症」と診断される場合とそうでない場合の違いですが、膿(鼻汁)が排泄されない状態かどうかが見極めです。

長くたまった鼻汁は変色していますので、鼻をかんで、僅かに排泄される鼻汁を観察します。

そこで、「蓄膿症」が疑われると、CT(レントゲン断層画)で確認します。人の顔?頭部?には、4つの空間があります。

眉の少し上と頬のあたりに、頭蓋骨で作られた空洞です。ここにその膿が貯まるのですが、これが排泄できないで残されたままになっているのです。脳や眼球に近いので、膿が貯まることにより、周囲を圧迫し、いろいろな不快な症状が出るのです。

昔の、顔を裏返して、病巣を「ノミ」と「トンカチ」のようなもので、ガンガン叩き削って取り除く手術は多分、現在行われていないと思います。軽症では、少量の抗生物質の長期投与で治療します。

患部と外部にまったく連絡(つながり)がない状態では、手術です。

この手術が恐ろしかったのですが、現在では内視鏡で、鼻の孔から手術します。裏返しません。また、この手術も進歩しました。日帰りです。

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最新の蓄膿症手術はどんなもの?

顔を裏返さないで行われるようになった手術は「内視鏡副鼻腔手術」です。

この手術の特徴を長所、短所で簡単に説明します。以前の手術(怖い手術)は、病巣患部を削り取り、粘膜や粘膜を作る部分も取り除いていました。

そもそも、人体に不要な粘膜などはありませんから、術後からの生活では、辛い蓄膿症状はなくなりますが、新たに軽度の不具合が起こりました、これは仕方がないとされていたのです。

 

蓄膿症手術のリスク

「内視鏡副鼻腔手術 」はその粘膜を温存するのです。これが「怖くない」ことと合わせた長所です。

短所は、危険性です。手術にリスクが皆無と言うのはありません。この手術は副鼻腔(顔にある鼻につながっている空間)に穴を開けていくのですが、この空間は、ハチの巣のようにいくつもの壁があります。

内視鏡でその壁が見えたら、そこにを取り除くように穴を開けて進んでいきます。

内視鏡画面に現れる壁を突破していくのですが、その壁が患部の空間を隔ている壁であるのか、眼、視神経、脳等の重要組織との壁であるのかを見極めて掘っていかなないとなりません。

重要組織ですから、最新の注意、熟練技術が要求されます。ここに重大なリスクが潜んでいるのです。

 

蓄膿症手術をお考えの方に朗報

朗報です。この重大リスクを回避する手術法が日本で開発されました。

名医、黄川田医学博士が考案された「黄川田式副鼻腔手術」です。これは、各空間の下にある通気管のようなところから内視鏡を入れて、上側に穴を開けるのです。

掘りながら前進する方法と根本的に違っていて、重要組織に触れることはありません。大きくリスクが下がりました。

加えて、さらに工夫が施されています。それは、内視鏡先端部が汚れるので、見えなくなると、抜き出して先端を洗浄し、また挿入します。この作業を何度も繰り返して行っていたのですが、「内視鏡用吸引洗浄装置」を用いて、抜き取ることなく、常に視界を確保しながら手術が行えるようになりました。

これにより、挿入時のリスクが大幅に減ったし、時間も大幅に短縮され、患者の負担が著しく軽減されました。

手術に要する時間はおおよそ1時間以内です。手術の傷跡もないので、その傷の治療もありません。麻酔も小規模の麻酔ですから、日帰りが普通になりました。

新しい方法の手術は保険が使えないの?

「黄川田式副鼻腔手術」には保険が適用されます。点数は病状によりますから幅があります。保険適用後の患者が支払うもっとも高額なケースで30万円ほどです。非常に簡単な手術で済めば数万円ほどから、通常、20万円程度です。

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私の体験談

私は内視鏡での副鼻腔炎の手術を経験しています。

右の鼻を手術後、3か月ほど経過してから、左の鼻の手術をしました。私の場合、鼻の粘膜が腫れていたのと、骨が出っ張っていました。ダブルなので、鼻の通りが悪かったです。

鼻の粘膜と出ている骨の除去です。手術時は部分麻酔をかけるので、全然痛くありませんでした。

嫌だったのは、骨を削るとき、「ガリガリ」と音がしていることでした^^;

それ以外は特に問題ありませんでしたが、手術後に痛み止めが効かなくなりました。

車で自宅に帰る途中に、ものすごい痛みを感じ、また耳鼻科に戻って痛み止めを沢山もらいました。

2度目の左の鼻の手術の時は、1度目の経験があったので、痛み止めは耳鼻科で沢山もらってから、自宅に帰りました。

 

もう一つ嫌だったのが、手術後に綿球とガーゼを鼻に入れられることです。ガーゼと綿球は出血を抑えるために使います。

ガーゼは通常だと手術の1~3日後に耳鼻科でとってもらえます。

私は、息が苦しくて我慢が出来なくなり、手術の次の日にガーゼを取ってもらいました。ガーゼを鼻の奥の方に沢山入れられるので、痛みもありますし、とにかく苦しいので、手術当日は眠れませんでした。

 

私が支払った手術費用

私が払った手術費用は右の鼻の手術20万円、左の鼻の手術20万円の合計40万円でした。

幸いにも医療保険適用になったので、自己負担はゼロになりました。

結論とすると、蓄膿症の手術はやってよかったです。

手術後は本当に鼻をかまなくなりましたし、鼻水もほとんどでなくなりました。鼻が詰まっているのって本当につらいものがあります。

特に受験生が蓄膿症にかかっていたら、勉強にも集中できないと思います。蓄膿症の手術は長期的にみえても、やったほうがいいなと個人的には思います。

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